[2015年11月17日]
MOZU喫煙シーン批判に関する喫煙文化研究会の見解
先ごろ公開された映画「MOZU」に関し、喫煙シーンの多さに対して批判が出ております。
当会としては、2年前の映画「風立ちぬ」喫煙シーン批判に対する見解と同様に、憲法第21条「表現の自由」を妨害するものがあってはならないと感じております。
また、本映画はターゲットは子ども向けのものではなく、影響は少ないと思われます。出演されている伊勢谷友介さんも、自身のツイッターの中で、「映画の小道具を責めてもしょうがない」と発言されております。
あくまで、愛煙家は吸う場所を求めているだけで、分煙を求めているのです。
消費税の増税に伴う軽減税率の穴埋めでタバコ税の増税が検討されておりますが、タバコ税は年間2兆円超納税されているのにもかかわらず、喫煙所の設置には使われないのはどうしてでしょうか?
当会としては、タバコ税が増税されるのであれば、あくまでその一部でも構いませんのでを完全密閉型喫煙所の設置に使っていただきたいと考えます。
この論争を通じて、分煙への意識が、愛煙家、タバコを吸われない方双方が、分煙について考える良い機会になればと強く願います。