[2013年11月18日]
週刊実話 「喫煙者は痛風になりにくい」
週刊実話に以下の記事が載っておりましたので、要約します。
タバコを手放せない愛煙家に“朗報”といえる研究結果が発表された。10月26日に米・サンディエゴで開かれた米国リウマチ学会で、米・スタンフォード大メディカルスクールの研究者が「タバコは痛風の発症を抑える可能性がある」と発表したのだ。
喫煙者は血清尿酸値が低いといった報告があった。研究グループは、1948年の調査開始時に痛風にかかっていない人を対象に、最長54年間にもわたる追跡調査を行い、その結果、痛風の原因となる飲酒や太り過ぎなどの原因を除いて、喫煙者と非喫煙者を調
べたところ喫煙者の方が痛風持ちが少ないことがわかったという。
詳細は週刊実話を購入してご覧ください。
さて、私自身痛風もちですが、皆さん、痛風というのは贅沢病だとおもっていませんか?20年ほど前は痛風の罹患率が一番高いのは50代男性でした。しかし、ここ10年は30代が一番多いのです。
プリン体が悪いということで、ビール系飲料や、魚卵系を控えている方も多いと思いますが、贅沢病ということならば、30代の罹患率が一番高いという事実は説明がつきません。
現在の有力な説は、ストレスが痛風を引き起こすということです。
確かに私が痛風にかかった時も、今までで一番激務が重なった時でした。
喫煙者が痛風になりにくいという調査結果は、たばこがストレス軽減効果があるという仮説が成り立ちます。
つまり、すべての病気というものは複合要因で成り立つのであり、
たばこが主原因をいうものでも、証明されているものでなく、あくまで疫学調査といういわゆる統計でどうなのかというあいまいなものです。それでたばこがすべての病気の元凶とされるのはたまったものではありません。