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[2013年11月14日]

福岡市に提案を行いました

福岡市御中

喫煙文化研究会事務局長の山森貴司と申します。

この度の警固公園の喫煙所撤去に関しまして、ご意見申し上げます。

喫煙は合法行為でありながら、近年、批判の的にさらされています。

世界的な風潮は、「室内禁煙」であり、屋外での喫煙を禁じている条例または法律があるのは、日本と、韓国のソウル市です。(注;ブータンは販売自体を禁じています)屋外では、公園や公共施設の禁煙はありますが、それ以外は喫煙は可能です。
WHOから日本は禁煙後進国との評価でありますが、これは、受動喫煙防止条例という、広さの定義のない(受動喫煙には広さの定義はありません-厚生労働省より)あいまいな条例を起因とした、いびつな状況がうまれ、喫煙者差別を助長しております。
環境省調べによると、自動車排気ガスは
CO :976,402トン
  HC :101,497トン
  NOx:399,650トン
  PM : 18,266トン
    (t/年、平成23年度推計)
これに比べ、副流煙は年間1700トン(経済産業省調べ)です。桁が違いすぎます。これでも、肺がんの主原因はたばこなのでしょうか?
日本でのたばこ税収はおよそ2兆2000億円あります。それを警固公園での屋外密閉喫煙室の設置に一部でも使用すれば、「分煙」が実現できると考えます。

また、東京都足立区では、このような対応を行っています。
昨年四月から屋外を含む区施設の敷地内を全面禁煙にしている足立区が、愛煙者からの陳情を受け、
来年二月に区役所外に喫煙所を設置する方針を決めた。

 喫煙所は区役所敷地内の屋外に新たに設ける駐輪場横に、日本たばこ産業(JT)の費用負担で
設置する。周りから見えないように植栽などで囲うが、煙は周辺にも流れる。区は近隣住民へ説明
するとともに、広さや設備の詳細はこれから決めるという。

 区は、厚生労働省が二〇一〇年に出した「公共施設は原則禁煙に」との通知を受け、受動喫煙防
止のため段階的に禁煙化を実施。昨年四月から区役所外にあった喫煙所を撤去し全面禁煙にしたが、
昨年八月に「八十二歳の愛煙者」を名乗る人物が区役所敷地内に喫煙所設置を求め区議会に陳情、
今年三月に賛成四三、反対一で採択された。

 区は、区敷地内の禁煙化により敷地外でたばこを吸う人が増え、受動喫煙の被害が広がっている
との苦情が寄せられているため、喫煙所を設けることにした。区庁舎管理課の佐藤進一課長(55)は
「区役所には一日約一万人が訪れる。たばこを吸える場所の問い合わせが現在も日に十数件〜四十件あり、
区役所に限っては喫煙所の設置はやむを得ない」と話した。

何卒代替となる室外の密閉式喫煙所設置をお願い申し上げます。

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