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[2014年8月26日]

当会質問書に対する日本マクドナルドの回答

お世話になります。日本マクドナルドで広報を担当しておりますXXです。
この度は、弊社『全店禁煙』にご関心とご質問をお寄せいただきありがとうございました。
下記の通り、頂戴いたしましたご質問に回答させていただきますので、よろしくご確認くださいませ。
  1. 日本国内の喫煙率は全体で2割を割り込んだとの発表がJTよりありました。確かに少数派かもしれませんが、男性では30.3%の方が依然喫煙者です。諸外国がほぼ屋外喫煙可能であると考えますと、日本は路上喫煙禁止条例や受動喫煙防止条例などもあり、「分煙」でなく「完全禁煙」は愛煙家にとって厳しすぎると考えますが、御社のご意見はいかがでしょうか?
回答: 当社における『全店禁煙』について、その背景をご説明させていただきます。当社では以前より、店舗の禁煙分煙に関しまして積極的に取り組んでまいりましたが、この度の全店禁煙化により、より多くのお客様がマクドナルドのメニューをよりおいしく召し上がっていただける店舗環境をご提供することができ、「すべてを、お客様のために」という当社の理念に合致していると判断したからです。そして、7月末日までに、国内全店舗において禁煙化の準備が整いましたので、今回の発表をさせていただきました。
  1. 今回の「完全禁煙」を決定なさるに当たり、アンケートなどは実施されたのでしょうか?実施なさったとすれば、どのような結果だったのかご開示いただけないでしょうか?
回答: マクドナルドの店舗の特徴といたしまして、小さなお子様からお年寄りまで、幅広い層のお客様がご来店になります。この度の禁煙化は、そうした幅広いお客様にとって、より健康と環境に配慮した、おいしく楽しくお食事の時間を過ごしていただく店舗づくりの一環です。また、全国の店舗でお客様をお迎えする従業員の健康にも配慮した取り組みとして、ご理解賜りますよう何卒お願い申し上げます。
  1. 御社の業績を拝見いたしますと、残念なことに中国産鶏肉の問題などを原因として、非常に厳しいとお察しいたしますが、今回の「完
全禁煙」で愛煙家が利用を控えるという、営業的損失はどの程度と考えていらっしゃいますか?
回答: 昨年末の時点で、既に9割以上の店舗では禁煙に取り組んでおり、システムワイド(=直営・フランチャイズを含む全店舗、7月末時点で3,135店舗)の売り上げへの影響は軽微です。また、全店禁煙化は、以前から当社の重要な施策の1つとして準備を進めてきたものであり、業績予想を未定にしたこととは関係がありません。
安心してお食事をお召し上がりいただける空間のご提供により、これまでマクドナルドをご利用いただけていなかった、喫煙されないお客様を含め、より幅広い層のお客様にご支持をいただけるものと考えております。また、全店禁煙化に際しましては、これまで喫煙席をご利用いただいておりましたお客様のご理解と多大なるご協力をお願いすることとなりますが、ご理解をいただけるよう、継続的に店舗、HP等でお客様とのコミュニケーションを行ってまいります。
  1. 東京オリンピックを控え、諸外国の喫煙者は、「店内禁煙」は受容できても、屋外が禁煙という状況は信じられないと思います。屋
外も禁煙という世界的に見れば特殊な状況の日本で、愛煙家を尊重し「密閉型喫煙スペース」を残すという考えはなかったのでしょうか?
回答: 当社における『全店禁煙』についてご説明させていただきます。これまで喫煙席をご利用いただいておりましたお客様には、ご不便をおかけすることとなりますが、ご理解をいただけるよう、継続的に店舗やホームページ等でコミュニケーションを継続してまいります。 小さなお子様からお年寄りまで、皆さんにおいしく楽しくお食事の時間を過ごしていただく店舗づくりに対して、また、全国の店舗でお客様をお迎えする従業員の健康にも配慮した取り組みとして、ご理解賜りますよう何卒お願い申し上げます。
5. 厚生労働省の発表でも、「受動喫煙」の定義はなく、更に受動喫煙の肺がんのリスクは1.02倍と、野菜不足の1.06倍や運動不足の
1.20倍よりもさらに少ないのですが、それでも「完全禁煙」に踏み切るのは厳しすぎると考えますが、御社としての考えをお聞かせ
ください。
回答: 当社における『全店禁煙』についてご説明させていただきます。繰り返しとなり恐縮ですが、マクドナルドの店舗の特徴といたしまして、小さなお子様からお年寄りまで、幅広い層のお客様がご来店になります。この度の禁煙化は、そうした幅広いお客様に、おいしく楽しくお食事の時間を過ごしていただくための店舗づくりの一環であり、その店舗でお客様をお迎えする従業員の健康にも配慮した取り組みとなります。
これまで喫煙席をご利用いただいておりましたお客様にはご不便をおかけすることとなりますが、ご理解をいただけるよう、今後も店舗やホームページ等でコミュニケーションを継続してまいります。
以上、どうぞよろしくお願いいたします。

 

見解 こんな木で鼻をくくったような回答でよいのでしょうか?企業風土が表れている気がします。
喫煙は権利であることを認めて欲しいものです。

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