[2014年1月8日]
川崎市では公共施設にも喫煙所を設置 東京新聞
川崎市の福田紀彦市長は昨年十二月二十日、公共施設に喫煙所の設置を進める考えを明らかにした。福田市長は市長選で松沢氏の応援を得たが、喫煙対策は異なるという点が面白い。
同日の市議会一般質問で、福田市長は「分煙対策には、喫煙者、非喫煙者それぞれの立場に十分配慮する観点から、各区役所に喫煙所の設置を進める」と語った。
市区政推進部によると、市内七区役所に喫煙所はなかったが、二〇一二年に高津、一三年に中原に各二百四十万円、百万円をかけて新設した。
幸区でも庁舎建て替えに併せて整備を進めているが、親交のある松沢氏を通じて福田市政にも期待を寄せる日本禁煙学会の作田学理事長は、福田市長の方針に絶句したそうだ。
世界の状況を見ても屋外喫煙、室内禁煙が常識である。その点で、屋外も禁煙とする松沢元神奈川県知事の受動喫煙防止条例は根本的に間違っていることになる。
適切な分煙をしてこそ、愛煙家と非喫煙者の共存が図れる言うものである。
喫煙文化研究会事務局