[2014年3月20日]
喫煙所5か所に集約へ 広島市中心部で
広島市は、市中心部の「喫煙制限区域」(3・1平方キロ)にある灰皿71台を撤去する。同時に同市中区の京口門、袋町、大手町第一、国泰寺の各公園に強化ガラスで囲んだ喫煙所を設ける。
分煙化を徹底する狙いで、旧市民球場跡地南側にある既存分を合わせて計5か所の喫煙所に集約する。
喫煙所は7〜11平方メートルで、中に灰皿2台を設置。透明の強化ガラスで囲い、天井付近の側面には、煙の臭いを軽減するセラミック板を取り付け、周囲への影響を抑える構造にした。中国たばこ販売協同組合連合会が設け、市に寄贈する。
同市は昨年7月に設けた旧市民球場跡地の喫煙所の周辺で、利用者や通行人計210人を対象にアンケート。利用者の8割、通行者の約9割が灰皿よりも喫煙所の設置を選んだという。
市によると、今月末までに交差点やバス停にある46台の灰皿を撤去。4月以降は、ごみ箱一体型の25台を対象とし、新たにごみ箱のみを設ける。
JR広島駅周辺や平和大通りの緑地に残る33台は、今後、検討するとしている。
喫煙文化研究会の見解
71箇所を5箇所に集約というのは余りにも少ないと思います。
屋外密閉喫煙所はいいアイデアですが、もう少し数が増えないものでしょうか?