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[2014年5月19日]

事務局長コラム 連続ドラマ「MOZU」にみる、嫌煙社会の軟化?

インターネットを検索していると、こんな人がいました。
連続ドラマ「MOZU」での喫煙シーンが多すぎるので数えてみたそうです。
世の中いろいろな人がいるなあと思いますが、気になる回数は、第1話20回以上、その後もペースは変わらないとのこと。

ここで思うのは、昨年の「風立ちぬ」騒動です。当時は「青少年の喫煙を助長するので、喫煙シーンは控えて欲しい」との要望から始まりました。
その後の当会の反駁と、ネット上での盛り上がりはご存じのとおりです。

今回は大人向けドラマ「MOZU」ということでなのか、嫌煙団体は抗議したとの話題は聞きません。
さらに、この頃風向きの変化を感じます。明らかにドラマでの喫煙シーンは増えています。
私は暇ではないので、いちいち回数は数えませんが(笑)
さすがにこの禁煙ファシズム的な雰囲気に、穏健な非喫煙者の方々も飽きてきたのではないかと推測します。
TPP、近隣国問題、消費税増税、いろいろあってそれどころではなくなっているのかもしれませんね。

このコラムを書いている最中に、大物デュオのあのA氏が覚せい剤所持で逮捕されました。
インターネットの掲示板を見ていると「タバコは麻薬だから死ね」などと過激なコメントが散見されます。
たばこは、合法物であり、単なる嗜好品です。そこになぜ罪があるのでしょうか?
山形県以外は、あの奇異な受動喫煙防止条例導入の機運は下がってきているのではと感じます。
その山形県さえ、導入に燃えているのは山形県たばこ問題研究会という団体だけですね。
反喫煙といえばいつも登場する大和教授がシンポジウムに登場したそうです。大和教授とがんセンターの望月氏以外人材はいないのでしょうか?

倉本聡さんも、ジェームス三木さんも「たばこはドラマで間を取るのに必須のアイテム」と語っていらっしゃいます。
表現者の自由は奪うことなく、視聴者も娯楽として楽しくドラマを見たいものです。

喫煙文化研究会
事務局長 山森貴司

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