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[2014年2月25日]

また千代田区!路上喫煙禁止条例を強化

罰則付きの路上喫煙禁止条例を二〇〇二年に全国で初めて制定した千代田区は新年度から、禁止区域を一部の公園にも広げる方針だ。二十四日開会の区議会定例会に、条例の改正案を提案する。

 改正案では、たばこを吸うと二千円の過料を徴収している禁煙地区について、「道路上」に加え、「区長が特に必要があると認めた公共の場所」の条文を加える。当面の対象となるのは、以前はくぼ地だったが、三月までの再整備で道路と段差がなくなり、道路と公園の境が分かりにくくなる秋葉原公園(神田佐久間町)。区では、利用状況を見極めながら、対象となる公園を順次増やしていく。

 石川雅己区長は、「たくさんの方々、特に子どもが利用する公園は、道路と同じように扱う。規制の一方で、屋内喫煙所の数を五カ所増やして十カ所程度にし、喫煙の分散化を図っていく」と話している。

喫煙文化研究会の見解
そもそも、石川区長は喫煙者であることを御存知でしょうか?
今回の規制は「区長が特に必要があると認めた公共の場所」との文言が条例に加えられ、議会に提出されるそうです。
「区長が」というところに独善性を感じずにはいられません。
屋内喫煙所を5箇所増やすそうですが、そんな数では足りません。当会が昨年行った陳情は意味がないものになってしまうのでしょうか?
今後とも当会は、千代田区に対し、屋内喫煙所の増設を強烈に訴えてまいります。
東京オリンピックを控え、屋外喫煙は可能なのが常識の世界の風潮に逆らう、こういった条例改正に当会は強く反対します。

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