[2015年11月17日]
【テレビ番組】江戸の粋・きせる いま、なぜ伝統のものづくり
数年前から煙管(きせる)が注目されている。
200年の歴史をもち、磨かれた匠の技により美術品にまで昇華した日本独自の喫煙具「煙管」は、江戸時代の美意識「いき」を表現する重要な小道具だった。これまでも映画や漫画の中で描かれることはあっても、実際に使っている人は見かけられなくなっていたが、そこに変化があらわれているという。
また、金物の町として有名な新潟県燕市は日本でも有数の煙管生産地だった。そんな煙管ゆかりの地にハンドメイドの煙管を作り続けるきせる職人、飯塚昇(81歳)がいる。軽く美しい煙管づくりをする飯塚氏の製作の現場にカメラが入った。
煙管に表されるような「いき」の美意識がいま見直され、ものづくりへの関心と回帰へと向かっている。
放送日:2015年11月21日(土)21:00〜22:00
放送局:BS11