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[2017年8月30日]

都民ファーストおよび公明党発表東京都子どもを受動喫煙から守る条例 反対の声明

平成29年8月30日
喫煙文化研究会
事務局長 山森貴司
都民ファーストおよび公明党発表東京都子ども受動喫煙から守る条例 反対の声明
昨日、貴都民ファーストおよび公明党から、東京都子ども受動喫煙から守る条例が発表されました。
当会としては、子供の受動喫煙を防止する観点ではもちろん賛成ですが、この度の条例案が、努力義務だとしても、都民の個人生活に立ち入った内容であることに関して、反対をいたします。
① 個人生活は、「憲法」で守られた人権であり、下位法である「条例」で規制されるものではないこと
② 今回は努力義務ですが、いずれ罰則が科せられるとなりますと、憲法で保障されている「幸福追求権」にかかる可能性があります。他人からの通報なども予想され、都民、ひいては国民に対する「監視社会」の引き金となる恐れがあります。
当会といたしましては、上記に述べました通り、子供たちの健康を脅かすことには反対ですが、かたや、喫煙者の権利に関しても考慮いただきたいと強く要望致します。
当会「喫煙文化研究会」は、美しい分煙を目指し、有識者が加入している団体です。
作曲家のすぎやまこういち氏が代表で、脚本家の倉本聰氏、漫画家の黒鉄ヒロシ氏、環境評論家の武田邦彦氏、ジャーナリストの須田慎一郎氏をはじめ、医療界でも、順天堂大学名誉教授の奥村康氏、精神科医の和田秀樹氏などおよそ40名が加入しており、シンポジウムや、「コンフォール 愛煙家通信」の発行、テレビ番組の制作などを行い、分煙社会を進めております。
喫煙文化研究会 事務局長 山森貴司
yamamori@web-wac.co.jp

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