最新情報

[2014年3月11日]

なんと中学校での生徒の喫煙を許可 イギリス

ケンブリッジにあるハニーヒル中学校に通う子供達は、教師の監督の下、1日に2本のタバコを吸うことが許可されている。
ただし、タバコを吸えるのは最初の授業が始まる前と10分の休憩中のみで、保護者の承諾を得ている生徒に限る。

校長のクレア・ジョージさんは、喫煙許可は、子供達のサボりを防止する唯一の方法だと述べている。

「我が校の生徒達は、学校でタバコを吸ってもOKです。そうでもしないと、生徒達は学校をサボってばかりです。学校をサボった生徒たちは、街に繰り出して挑発的な者たちとつるみ、問題を起こしてきました。

ですから、我が校の試みは、生徒達が将来のために教育を受けるチャンスを、別な角度から与えようとするものです。」

当然ながら、校長のこの処置には、批判が相次いでいる。
「供達はまだ、責任ある選択を下せるほど大人ではありません。まだまだルールに従わなくてはならない子供です。」
っと、政治家のスチュアート・サクソン氏は述べている。

こうした意見に対し、校長は次のように反論している。
「もちろん、このやり方に批判的な人が多くいることも理解しています。ですが、ただ喫煙を禁止するだけでは、何の効果も得られないことに気付いたのです。我々の経験から、学校に来なくなる生徒達の多くは、日中にタバコを吸いたいがために、来なくなるケースが多いのです。」

昨年12月にハニーヒル中学校を訪れた教育基準局は、優れたリーダーシップとマネージメントを行っているとして、この学校に『良』の評価を与えた。

リーズにある別の学校でも、昨年10月に警察から罰せられるまで、生徒の喫煙が許可されていた。

ページトップへもどる